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【2刷】からい川をこえる

¥1,210

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幼なじみ絶賛!祝2刷!
もくじを見てピンときたら読んでみていただきたい!

◆もくじ(収録内容)
・阪急宝塚線 蛍池駅駅
・口からすべるは大阪弁
・移住者のお好み焼記
・風邪とたこ焼き
・おーさかじーちゃん
日記はシナモン①2012年〜2019年
・たらこスパゲティの独特なさびしさ
・お屋敷のレモンの木
・針中野 都会に住む若者
・うしろ姿を追いかける
・本・スタンダードブックストアのこと
・難波らへんの巨大道路
・ときめいて辞表
日記はシナモン②2020年〜2022年
・正月みたいな海
・好きな女ともだち
・食道街 行きつけのマクド
・心にいつも「チキンスープ・ライスいり」
・大阪を発つ日
・からい川をこえる
・あとがき

懐かしいとはにかめば途端に圧縮されてしまう記憶、大阪で暮らした10年間のはなし。

シリーズ“その街にいた”一作目となる、大阪で暮らした10年間の短い日記とエッセイ集です。

【タイトル「からい川をこえる」について】
本書は、フランソワーズ・エリチエ『人生の塩』(明石書店)から影響を受けて題を取りました。

塩。
それは人生を味わい深く感じさせる出来事や、時間をかけて少しずつ自分の一部にしていく物事に充てて喩えられることがあります。
しかし分量を誤れば、たちまち食べられなくなったり、体に悪さをしたりもする。

面白い表現だなと、まさしく溶かすように転がしていると、大阪で暮らした10年こそが私にとってのそれだと思い至りました。
しかも悲喜交々の出来事や感情が混ざり合い、じっくりと時間をかけて飽和状態になった、しょっぱい、いや、大阪弁で言うところの’’からい’’年月。そして煮詰まる前に、干上がる前にと、ゆかりない街での生活を始めました。

大阪で暮らした半分の期間は淀川を越えて往来する生活で、私はこの、生まれ育った高知の川とも今暮らしている長野の川とも違った、人の生活の密度が感じられる堂々たる川を眺めるのが好きでした。

そうして、今でも私の中に流れている、この思い出の煮詰まった大きなからい川のことを、目印にしながらもこれからの人生をかけて越えていかなくてはならないと思っていることに気づき、取っ付きづらいタイトルですが、これに決めました。

【仕様】
判型:A6タテ(文庫本サイズ)
ページ数:124ページ

■使用している用紙
表紙:ヴィンテージゴールド カッパー 46/Y 103kg
帯①:NTラシャ ときわ 46/Y 100kg
帯②:ヴィンテージゴールド カッパー 46/Y 103kg
本文:オペラクリアマックス 46/Y 73kg
扉:クラシコトレーシング うす鼠 A/T 52kg
間紙:アートドリープ リズム 46/Y 35.5kg

印刷:スミ1色・レーザープリント
印刷・製本:藤原印刷株式会社

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